足つぼの原理、それは「足裏は体のコントローラー」ということ!
足裏は体の縮図!という話を前回の記事でお話ししましたが、体のある部分が全体を表すというのは他にもあって、耳や顔、手もそうなんですよね。
"全体は部分に現れ、部分は全体に通ずる"という言葉があります。
部分を取り扱う時は全体を考え、全体を取り扱うには部分を見るということは、東洋医学的な考えです。
例えば、ヨガでは、大宇宙があり、それの縮図である私たちは小宇宙と言います。
そして足裏は、和たちの縮図なので…、小小宇宙!
その意味は、"同じシステムが、規模は違えど存在している"ということです。
宇宙の構成要素として、空・風・火・水・土があるのですが、これらの要素が形を変えて、私たちの体にも含まれるんです。
「なんで?どこに土があるの?」って思うかもですが…、実際の土があるのではなく、土っぽい要素が私たちの体にもあるということなんです。
東洋医学を初めて学ぶ人にとっては、ちょっと難しい話かもしれませんね。
今日はひとまずここまでで…、こういうお話は、アーユルヴェーダの記事でたっぷり書こうと思います!
足つぼの話に戻しまして…、足つぼはまさに、"全体は部分に現れ、部分は全体に通ずる"ですね。
足裏を見ると、体の状態がわかります。足裏を刺激すると全身に神経刺激が行き渡ります。
私はこの反応のことを「足裏は体のコントローラーだ」と言っています。
テレビの8チャンネルが見たかったら、リモコンの8を押せばテレビが反応するように、足裏の胃の反射区を刺激すれば胃が反応する。
自分で自分の内臓をコントロールできるんです。これを知ったとき、こんな画期的な方法ある?!と驚愕しました。
私たち、何が困ってるって内臓を意識的に動かせないからなんですよ。便秘してて「腸動いて〜!」って動かせたら何も困ることありませんよね。それができないから困っている!
でも、それができるのが足つぼなんです。
「腸動いて〜!」と思っているなら、足裏の腸の反射区を刺激すればいい!
めちゃくちゃ単純でカンタンなのに、すごいことができちゃうのが足つぼなんです。
あなたも「この臓器、動いてくれたらいいのに!」って思うのありませんか?
それに該当する反射区を刺激すればいいだけですよ!