リラクゼーション自宅サロンを開業してから売上ができるまでの運転資金はいくら必要?
リンパマッサージやリラクゼーションで自宅サロン開業するときに考えておきたいのは、お金のこと。
特に女性の場合は、セラピストの技術はしっかり習得したけど、経営のことになると苦手意識があるという方が多いので、お金のことも後回しになりがちです。
ここをしっかり考えておくことで安心してサロン経営ができますし、経営を続けることができます。
オープンしてもすぐに閉店するサロンも多いのですから、あなたはしっかり考えて、夢のサロン経営を成功させましょう!
リラクゼーションの自宅サロン開業で考えたい資金は、運転資金と設備資金
設備資金は、開業する時に必要なものを揃えるための資金です。
ベッドやタオル、ディスプレイ用の棚やテーブルにイス、いろんなものが必要ですよね。こちらに関しては、必要なものと値段を計算すれば出てくるので難しくはありません。
問題は、運転資金と呼ばれるもの。運転資金とは、サロン事業を続ける上で必要な資金です。
運転資金は、2つに分けることができ、固定費と変動費があります。
固定費は、売上があってもなくても発生する固定の費用。人件費や家賃、光熱費がそれにあたります。
変動費は、売上によって変動する費用。材料費、仕入れ費、消耗品、運賃、通信費、運送費等ですね。
人により、また事業内容により必要な費用は異なりますので、まずは、何の費用が必要か書き出してみましょう。
サロン開業に必要な運転資金・変動費はいくら?
問題は変動費。これは、状況により変わるものですし、サロンオープンした後にどんな状況になるかも予測がつきにくいので、サロン開業準備中に計算しようと思っても難しいです。
でも、きちんと計算しておかないと、オープンしても持続できないですよ。
なぜなら、変動費にどれくらいかけるか、もしくはかかったかで、売上が上下するからです。
例えば、コンビニなら、おにぎりを仕入れるから売れるのですよね。変動費をかけたくないからと仕入れ費をケチっていると、おにぎりの仕入れが十分できず、お客様が来たとしても、「種類がないから別のコンビニに行こう」となり、結局売上が立たず在庫が残る…。
こんな状況にもなりかねません。
売上が上がったら使うというわけではなく、売上が上がるように使わないといけないという費用でもあるのが変動費。
とはいえ、個人事業でオープンするのであれば、仕入れといっても、必要な分、必要なだけ揃えればいいですし、物販をする場合は、受注発注にして在庫を持たないようにすることもできますよね。
工夫次第でそこは調整できるので、まずは開業後、3〜6ヶ月の経営計画を立てて、何がおこって、費用はどれくらい必要になるかもしれないということを予測しておきましょう。
《参考》
・限られたサロン開業資金を何に使うかをよく考えてサロンオープン準備しよう!
資金が足りない場合などは、借り入れという方法もあります。
「借りるなんて怖い」と思う方もいるのですが、ビジネスをしていく上で大事なことであり、借り入れをして安心して経営するからこそ業績が上がるものです。
サロンがうまくいかなくなった時には金融機関は貸してくれません。開業時に借り入れを考えておいた方がいいですよ。
借り入れ以外にも助成金などの制度もあるので、使えるものがあれば使ってみるといいですね。詳しくは、商工会議所などで聞いてくださいね。