病気になって気づいたのは薬は病気を治さないということ
薬は病気を治すものではない、抑えるだけ
私は、21歳の時に全身性エリテマトーデスっていう病気になったんです、突然。そのころは遊び呆けてて好き勝手に生きてて、アホな私だったから(今もアホなんだけどね)、もちろん医学のこととか病気のこと健康についてなんて、これっぽっちも考えたことなんてなかった。
そんな私が突然そんなことになって、何が何だかわからんまま入院させられて、2日目から薬の治療が始まったんだけど、ケロッと良くなったんです、症状が。
その前日まで死にそうだったんですよ。あちこち痛いし、頭痛もすごくて頭そろそろ割れるんちゃうかっていう感じだったし、手の痛みでペットボトルも開けられないし、トイレに行くのも便座に座るのも痛い!もれる! 笑
そんな「もう私の人生終わった」状態だったのに、薬飲んだら、ピターーーーっとその症状が治ったんです。いや、本当は治ってないんだけど、アホな私は「なーんや、そんなんで治るんやん。やったら早く薬出してくれよ」って思ってました。
あまりにも普通にゲンキになったから、入院中ヒマでヒマで。入院生活を快適に過ごすために親にパソコンを買ってもらって、キーボード練習とかめっちゃやってました。入院生活はセルフパソコン教室と化し、休憩にはタバコを吸い(ホント、ふざけた患者)、そんな状態だったんですよね。
1ヶ月で退院したものの、1年は自宅療養と言われながらも、そんなの言うこと聞くわけがなく(ゲンキだからね)、仕事を見つけて働きに出ました。で、ふと思ったんです、「薬、意味あるんかな。めっちゃゲンキなんやけど」と。
そして無謀にも薬をやめちゃうんです。急に。今思えば鳥肌の立つ恐ろしさ。でも当時は何も知らなかったからね。ここからが不幸の始まりと、第二の人生(この事業がスタートする)の始まり。
何があったって、当然再燃したわけですよ、病気が。それもすんごく悪くなって本当に死んでました。
動けない、むくんで顔も足もパンパン。紅斑が体中にできて気持ち悪い、目の角膜?が取れて激激激激激激激痛!
最後には、寝ると息ができない。何が何だかわからないまま病院へ駆け込むと、めっちゃくちゃ怒られて(薬を勝手にやめたことを)、「すぐ入院できるね?」と言われ、さすがの私も「お願いします」です。
続きは次の記事で。