すぐ開業できる!セラピストの仕事を簡単に叶える自宅やレンタルサロン
昔は、サロン開業というとテナントを借りるなどしかなく、開業に時間もお金もかかる状態でした。リスクも大きいため、開業したくても勇気が…。
でも、この10数年で自宅サロンという営業形態が流行り、誰でも気軽にサロン開業できるようになりました。そして、ここ数年ではレンタルサロン、レンタルスペースという選択肢も広がり、ますます自分の夢のサロンを実現しやすくなっています!
夢のサロン開業!あなたの部屋をそのままサロンに
まず一番リスクがなく手っ取り早いサロン開業の方法は、自宅の一室をサロンにしてしまう!最大のメリットは、家賃もかからないし、出勤する手間もなし!とっても理想的ですね。
どんなサロンメニューになるかにもよりますが、備品がほとんどいらない足つぼや整体などでは、施術ベッド1台とタオルやクリームを置く場所、カウンセリングができるスペースがあればオッケー!お部屋のレイアウトを調整すると場所ができると思います。
「もう自分のベッドでいっぱいなんですけど…」という場合は、施術は折り畳みのものにし、自分のベッドはお客様が来る時だけ、上からタオルケットなどをかけてソファのように見せかけ、それを利用しちゃうんです。そうすれば、場所は確保できるはず!
自宅は自分の空間にしたい!という方はレンタルサロンがおすすめ
「自宅にお客様に来てもらうのはちょっと抵抗があるな〜」というセラピストもいると思います。これまでは、そんな時はもうテナントか他に賃貸ルームを探さないと行けませんでしたが、今では、とっても便利でリスクも低いレンタルサロン(レンタルスペース)というものがあります!
1回から必要な時間だけレンタルできるので、コストも抑えることができるし、レンタルサロンなら施術ベッドやタオルスチーマーなどの設備もあることがほとんどなので、タオルやクリーム、オイル、着替えといった小物を運ぶだけで、その日の営業が可能。
実際に、電車でレンタルサロンに定期的に通勤しているセラピストも多いですよ!
さらにもう一つの大きなメリットとして、場所を選べるということも。駅近や、来てほしいお客様がいそうな駅など、理想の場所で立地のよいレンタルサロンを借りて営業することだって可能なんです。OLがターゲットであれば、オフィス街で探すといいですよね!
初めてのサロン開業でも立地の良い場所にオープンできるなんて素敵ですよね。
自宅でサロンオープンする場合の注意点
さて、自宅サロンはリスクもなく特に初めてのサロン開業にはとても有効なのですが、注意点もあります。
それは、まず自宅にたくさんの人が来ることになるので、その部分において、あなたの気持ちが許せるかどうか。また、自宅はほとんどが住居専用のマンションなので、お店の営業、不特定多数の人が訪問することなど禁止している場合が多いです。
友達が毎日訪問している程度の営業だと問題ないかと思いますが、1日に数回も入れ替わり立ち替わりお客様が来るのであれば、難しいかもしれません。
安全に営業するためにも、一度、管理会社に問い合わせてみてくださいね。
また、営業できたとして、やはり自宅ではあるので、貴重品の取り扱いやサロンルーム以外には入らせない等ルールをしっかり決めておきましょう。私生活感が出ると気持ちが萎えてしまうお客様もいるので、営業時間はサロンとしてきちんと見せることが必要です。
気に入った場所が見つかったら、同じ時間、同じ曜日で長期レンタルすると、お客様の予約がいざ入ったときにスムーズに対応できますが、長期レンタルするということは、料金も発生するということなので、そのリスクも考えておかないといけません。
「もしお客様が入らなかったらキャンセルしないといけないから、お客様の予約が入ったら、レンタルサロンの予約をしよう」とリスク回避のためにやりがちなのですが、これでは営業がとても不安定になります。そもそも、レンタルサロンも都合よくいつでも空いているとは限りません。
お客様には、固定で安定したサロンのスケジュールをご案内できないと、不信に思われたり、次の予約が取りにくいということでリピートされないということが起こり、サロン経営自体がうまくいかなくなるという可能性もありますので、計画的に借りられるように資金面も考えておきましょう。
サロン経営を実現させるには、ある程度のリスクや投資は必ず必要です。これは、サロン開業に限ったことではなく、なんでも新しいことを始めたり成功させるには必要ですね。
最初はリスクなく自宅で始めて、お客様が増えてきたらレンタルサロンにするなども可能ですので、まずはやりやすい方からスタートしてみましょう!大事なのは、どちらでもいいので、まずスタートすることです。スタートすれば、必ずその次の扉が開かれます。
サロン開業に関しての記事は他にもたくさんありますよ。参考に。
・資格を取ったのにまだサロン開業していない?開業に向けての3ステップ