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足つぼサロン開業で知っておきたい足湯の適切な温度

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足つぼサロン開業で知っておきたい足湯の適切な温度

足つぼサロン開業で知っておきたい足湯の適切な温度

当あらいあんすの、しあわせのあしつぼ®︎セラピスト養成コースの受講生さんからいただくよくある質問に、

「足湯って何度くらいなんですか?」です。

わかります。私もサロン開業する時、「何度がいいのかな?」って悩んだことがあるので。

今回は、足つぼサロンを開業するセラピストのための、足湯の適切な温度と足湯中に気を付ける点についてお話しします。

足つぼの前にする足湯の温度は全身が温まる温度で

そもそも、足湯の目的は、足を温めること。血流をよくして、足つぼの効果を高めること。足裏を柔らかくして施術しやすくすること、そして、お客様が気持ちよく施術を受けられること。この4つが挙げられます。

足つぼの施術効果を高めるために、体を温めることはとても大事です。体が温まっている状態の施術は、マイルドに血流を上げることになるので、急に施術を行うより安全でもあります。

そうなるようにするためには、足先だけでなく全身が温まるくらいの温度が必要です。

これは人にもよりますし、季節やサロンの環境にもよりますが、一般的には足湯の温度は42度くらいに設定されます。

足が冷えていると、足湯に入れた時、一瞬熱い!と感じますが、すぐにじわ〜っと馴染むくらいのちょうどいい温度ですね。

 

足湯する時は足湯バケツと水を一緒に持っていくこと

42度だと、ほとんどの方が気持ちいいと思える温度ではありますが、人により、熱すぎて足を入れられないという方もいます。

そんな時、「お湯をもう一度入れ直してきます」なんて面倒なことをしていると、段取り悪いな〜と思われるし、時間もかかるので、水を必ず一緒に用意しておきましょう。

瓶や小さいバケツでもなんでもいいので、適量(温度調整できるくらいの)を入れておいて、足湯に入れながら調整します。

水を入れるときは、お客様の足に絶対にかからないようにしてくださいね!

 

温度調整の水以外に足湯の時に必要なもの

足湯をする時にバケツや足し水だけでなく、タオルも数枚必要です。

まずは、足湯をしてもらう間にお客様の膝にかけるバスタオル 。これは絶対必要です。足湯をしていると、お湯が冷めていくのでバスタオルをかけると保温にもなりますし、お客様も着替えをしていて足が見えている状態なので冷え防止にも。

そして、足湯が終わった時に足をふくタオル。これはフェイスタオルで大丈夫。できれば、片足ずつ計2枚使った方がお客様も気持ち良いですね。

 

保温、血流アップ、リラックスモードになれるアロマ足湯もおすすめ

足湯をするときに、アロマオイルを入れるサロンも多いですね。中には、気分や目的によりアロマオイルを選べるサロンもあります。

サロンのコンセプトにあったアロマオイルを用意したり、悩み別のアロマオイルを用意しておくのも良いでしょう。

リラックスにおすすめなのは、ラベンダーやイランイランなど、血流アップには、ジンジャー 、ローズマリー、むくみには、サイプレスやジュニパー、抗菌などの場合は、ティートリーやユーカリなどがいいですね。

(アロマオイルは、お湯には溶けにくいので、バスソルトやキャリアオイルで希釈し、お湯に入れましょう)

オイルなしでバスソルトだけでも温め、血流促進になっていいですね。

 

足湯の温度以外に大事なのは、足湯の深さ

足湯の温度やアロマを入れるかなど気にとられていると、足湯の深さについては忘れがちですが、ここも重要なポイント!

足湯の深さは、どんなバケツ(フットバス)を使うかにもよりますが、必要な深さを知ってからバケツを購入していただけるとうれしいです。

必要な深さは、「ふくらはぎがつかるくらい」です。

よくあるフットバスだとくるぶしまでの深さのものが多いのですが、それ、損してます!

ふくらはぎは第二の心臓と言われ、そこを温めることで全身の血流アップにつながりやすくなります。

サロン開業準備の時、足湯バケツを準備するなら、深めのバケツを選んでくださいね!

バケツが重たい!洗面所からサロンの部屋まで運ぶには?

入れてみて気付きますが…、バケツに、ふくらはぎがつかるくらいのお湯を入れるとかなり重たいです。これをよっこらしょとサロンの部屋まで運ぶのって結構大変!

でもこれを簡単に解決する方法があるんですよ!

それが、植木鉢用のキャスタープレート!!これめちゃくちゃ便利です。

私は、たまたまイケアで見つけて、「これって足湯運ぶのにぴったりじゃない?」と購入。使ってみると、ぴったりすぎて、植木鉢用というより本気で足湯用です 笑

ホームセンターやネットでも簡単に手に入るので、これはマストハブですよ。

足湯って何も考えず、ただお湯を入れてたらいいと思ってしまいがちですが、いざサロンでお客様に初めてご提供する時って戸惑ったりするものです。重たい足湯を運ぶことすら、事前に考えていないと、本番にアタフタしますよ!

サロン開業には、細かいところもいろいろ考えないといけないんですね。お客様が来られた時の流れをリハーサルして準備していきましょう!

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